|
■不妊治療の副作用
2003年10月11日
病院で不妊治療を行う場合その方の症状によって様々な薬を使用しますが、気になるのが副作用です。今回は心配される副作用について伺います。子宮内膜症などのホルモン治療で骨量減少の副作用が起こると聞いたのですが、本当ですか?
村瀬店長:子宮内膜症の治療は3ヶ月から6ヶ月の間生理を止めるので、そうするとその間、閉経と同じ状態になるので骨量が減少してしまいます。閉経するとホルモンが消えるので骨粗鬆症になりやすくなります。内膜症の治療は強制的に生理がこない状態にして治療するので、そのような症状も出てくるわけです。
WEBスタッフ:他にはどのような副作用がありますか?
村瀬店長:ホルモン薬は副作用が多くて、私の所の患者さんだと、外を歩くのが辛いほどニキビが顔中に出た方もいます。お医者さんの中には治療が終わるまで我慢しろと言う方もいるのですが、若い女性にとっては辛いですよね。ホルモンの関係でできるニキビはエステや皮膚科に行っても治りにくいかもしれませんね。
人によって出る副作用が違いますけど、胸がむかむかしたりとか、ほてりがあったりとか。そのつど薬のメリットとデメリットを比較しながら選ぶ必要がありますね。
WEBスタッフ:不妊治療の副作用についてはどうでしょうか?
村瀬店長:不妊治療で排卵促進剤などを使用すると内膜が薄くなって着床できにくくなる場合があります。そうなると人工授精して子宮に戻しても内膜が薄くなっていて着床する可能性が低くなります。
漢方っていうのは赤ちゃんを作るためだけの治療ではなくて、赤ちゃんができやすい体にするのが目的なのです。子宮内膜が薄ければ内膜を厚くしてあげて、そこで無事赤ちゃんが着床できてすくすくと育つようにするものです。ベットで言ったら赤ちゃんが寝るベットをふかふかにしてあげて、栄養がきちんとそこへ流れて行くようにする手助けをするのが漢方です。だから時間もかかるし、必ず赤ちゃんができますよ、とは言えません。
WEBスタッフ:不妊治療を現在されている方で漢方を試してみたいと思っている方もいると思うのですが、治療の目安はありますか?
村瀬店長:個人差がありますからね、難しいのですが、大体半年が目安です。ホルモン剤を使用していた場合、そのクセを取ることから始めます。ほてりがあったらほてりを取ったり、内膜が薄かったら厚くしないといけませんから。
きちんと体を元に戻さないと着床しても赤ちゃんは流産したり育たない場合が多いのです。だから最低3ヶ月は避妊してもらっているんですよ。漢方の場合は不妊治療をしていた方でいきなり周期療法に入られる方は少ないかもしれません。
とにかく、内膜が薄いままだと赤ちゃんの発育も良くないですから、まずは赤ちゃんのためにも子宮にふかふかの血のベットを作りましょう。ご相談お待ちしております。
|